プロフィール
Beninote : ベニノオト は1994年にスタートした『ドレス工房』が原点です。
自宅のミシン部屋がウエディングドレス制作のアトリエでした。
たまたま知り合いからの紹介で引き受けたウエディングドレスのサイズ修理がきっかけです。
フリーのパタンナーとして活動を始めたばかりの頃で、初めは二束の草鞋でしたが、
いつしかドレスのお仕事が中心となり、1997年オーダーウエディングドレス専門店 ”ドレス工房”をオープンしました。
子供の頃から洋服に携わるお仕事に憧れ、小学生の頃からファッション雑誌を読むのが楽しかった私です。
将来への道を決めたのは、かなり小さなころだったと思います。
今はその願い叶い、洋服のお仕事 続けています。
しかし、デザイナーといわれる華やかな立場ではなく、糸くずにまみれながら格闘する”職人さん”って感じですが、
私にはそんな今が楽しい毎日です。
2004年2月結婚10年目に念願の娘を出産。
妊娠中は一旦オーダーの受付を休止していたにもかかわらず、嬉しいことに、ご結婚予定の花嫁たちが
”挙式に間に合えば良いから”
と私の復帰を待って下さいました。ですから、たった2ヶ月で仕事復帰をしました。
しかし、ハサミや針を使うアトリエに娘を連れては行けず、
仕事を再開はしてみたものの、娘と過ごせる時間の少なさに私は悩みました。
考えた末『子育てを楽しみながらドレス創りをする毎日』を選び、
2005年春から名古屋市東区泉2丁目の七小公園前にありました"ドレス工房”は、また自宅のミシン部屋へと移りました。
その後は、娘が帰宅するまでが私の仕事タイム。あっという間の15年でした。
そんな娘も早いもので大学生、しかも私はシングルとなり、アトリエを新たにお仕事を完全再開しています。
この数年、ドレス創りを始めた頃の夢でもありました、舞台衣装やコスチューム創りの依頼も増え、楽しい毎日です。
こんな私を励まし助けて下さる皆様に感謝しつつ 素敵な作品 をこつこつと創り続けたいです。
Beninote : 創り手 杉澤アツ子